■ My自転車 ■

Zunow(クロモリ)

zunow.jpg 30年前に、従兄弟が組んでくれたロード・レーサーです。
イタリアかどこかのブランドだろうくらいに思ってましたが、
昨年ネットで調べて、蔭山照夫氏のフレームと知りました。
東野さんが所属されている Team Cosmic の前身が、
Zunow Racing Team だったとのことで、
不思議な御縁を感じています。
装備重量は11Kg、パーツはShimano105、
ホイールは手組のようですが詳細は不明です。
ギアは、ノーマル・クランク(52/42T)に
7速スプロケット(13〜28T)、、、最小ギア比 1.50

蕎原/中尾を続けて上がると、大腿四頭筋が少し痛むので、このギア比が自分の限界かも、、、
シフターは105のWレバー、ブレーキ・レバーは前出し可能なGranCompeに交換してます。

Eddy_Merckx_Super_Star.jpg
ペダルはトークリップ・ペダルで、
105の樹脂製トークリップが破損したため、
部品取り用ロードから、ステンレスのトークリップを外し、
ヤスリで整形しました。
トーストラップは婦人用ベルトを流用し、
極薄ナットとビスを加工してペダルに取り付けました。
トーシューズは、30年前の Eddy Merckx Super Star です。


買っても知れてる(安い)モノを、何で、いちいち造るのか、、、??
手持ちの材料が流用できるなら、安かろうが高かろうが自分で造りたい性分です。
交換用のパーツを買う前に、パーツを造る工具を買ってしまいます。
工作することが好きなんですね、、、

ハンドルは昨年プロムナード・バーに交換しました。
蕎原のような激坂を下るとき、ドロップ・ハンドルでは、首と手首が酷く痛むからです。
荒れた道や、歩道と車道を交互に通らなければならない時も、ハンドリングが楽です。
ドロップ・ハンドルなら、、、
 ダンシングでハンドルを引き易い、
 前傾した引き足の体勢を取り易い、
 距離ランのとき、持ち手を変えて、筋肉をリラックスさせ易い、
など、ロード・バイクではドロップ・ハンドルが当たり前な理由も理解していますが、、、
レースに出るコトもないので、当面はドロップ・ハンドルに戻さないと思います。

改造ママチャリ

kaizou_mamachari.jpg 夫婦でママチャリ・ポタリングすることが多いんですが、
途中に急坂があると、ついつい口喧嘩になってしまいます。
ママチャリでも登れるだろうと思って坂の上で待ってると、
「坂は嫌やて言うてるやろ!」と大声でまくし立てながら、
ママチャリを押して上がってくるペンちゃん(女房)
3回続くと「私は帰るからオトウサン独りで行き!」となり、
何とかなだめて走りだす、ということを繰り返していました。
急坂を避けると、かなり遠回りになりがちですから、
文句を言わさないためには、、、
楽に坂を登れる自転車を別に用意するしかありません、、、


ネットで調べたり自転車店で手頃なモノを探した挙句、トップチューブを跨ぐのに抵抗があると言うので、
Rightway PastureのPDFを見せると「そんなお金出してまで一緒に行きたない」と言われる始末でした。
それなら、というワケで家に2台ある7800円(笑)の中華ママチャリの一方を改造することにしました。

先ず、前籠以外の余計なモノを全部取り外し、メインスタンドも無しにしました。
夫婦ポタリングでチューブを共通にするため、ママチャリに付いていた26インチのタイヤを外し、
クロスバイク用の27インチ(仏バルブ)に交換、
前後ともクイックリリース化するため、軸受け部分をヤスリで削ったりして加工しました。
ママチャリを7速化するため、カセットスプロケット、リア・ディレイラー、リア・シフターを追加し、
チェーン幅が細くなるので、チェーンリングの全ての歯を表裏で0.5mm削りました。
リア・ディレイラーは古(いにしえ)のSimplexですが、ママチャリには取り付けエンドが有りません。
鉄板を切り出して擬似エンドに加工しましたが、これに最も時間がかかりました。
クイックリリース化に伴い、前後とも古のGranCompe製キャリパー・ブレーキに交換しました。

「これで蕎原の坂を登れたら何処でもポタリングきるハズ」と、テストしてみました、、、
ギアはZunowより楽でしたが、ママチャリ・ハンドルは胸につかえて腕が全く使えませんでした。
乾かして篩いにかけた砂をハンドルに詰めて、両端にコルクで栓をし、
ハンドルのセンター部分を(家で余っている)鋼鉄製のグレーチングに番線で固定し、
両端に2mの鉄パイプを被せて手で伸ばし、(多少ねじれのある)アップ・バーハンドルに加工しました。

しばらくテストを繰り返しましたが、今度はフリーハブのラチェットが固まって動かなくなりました。
フリーハブ・ボディを分解してみると、5枚ワッシャの真ん中の1枚が変形してバリが出ていました。
ヤスリとペーパーで整形し(良くないという人もいる)モリブデン・グリスをボディ内に塗りました。
因みに、フリーハブ・ボディ以外はデュラエース・グリスを使っています。
ラチェットの音も軽やかでフリーハブの回転はすこぶるスムース、、、これで良かったと思います。
最後にケーブル類を全交換、ダイナモライトを外し自動点灯LEDライトを取り付けて改造を完了しました。

Zunowと改造ママチャリでポタリングするようになっても、急坂になると嫌がりますが、
ペンちゃんが自転車を降りて歩くというコトは殆ど無くなりました。

小雨のパラつく日や雪の日は(夫婦ポタリングしませんので)、
私独りが、改造ママチャリで和泉葛城山・蕎原コースをヒルクライムしてます。
私の場合、Zunowと改造ママチャリ、どちらで登ってもタイムは同じです。
一切ダンシングせず、脳震盪をくらったヤモリのようにヘロヘロ登るスタイルで、
自転車の能力を全く発揮できていないからかも知れませんが、、、

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